骨盤はどうして開くの?

皆さん、こんにちは(^ ^)
体の骨格矯正専門院 ELLYの今村です♪

お客様の来店きっかけに「骨盤を締めたい!」というご希望の方が多くいらっしゃいます。
ダイエットなどで「骨盤が開く」という言葉を耳にすることがありますが、
そもそも「骨盤が開く」とはどういう状態なのでしょうか。

骨盤は、仙骨・腸骨・坐骨・恥骨という4つの骨でできています。
仙骨と腸骨の間には「仙腸関節」と呼ばれる関節があります。

仙腸関節の周囲は筋肉や靱帯で固められているため、可動性があることから、
骨盤の周囲を取り巻いている筋肉の力が衰えると、骨盤は開いてしまうのです。

では、どうすると骨盤は開いてしまうのでしょうか?

骨盤が開く主な理由は、ホルモンによる生理前後や妊娠や出産、
または一部の動作や運動による生物力学的な要因によるものです。

●生理前後や妊娠と出産●
女性の場合、生理前後や妊娠・出産時には女性ホルモンが分泌され、靱帯に弾力性を持たせる働きがあるため、生理や出産時は骨盤が開きやすい状態になっているといえます。
妊娠中には、女性の骨盤が赤ちゃんを受け入れるために開き、特に妊娠後期になると、ホルモンの分泌によって骨盤の関節が緩み、赤ちゃんが通過するためのスペースを作るためにさらに骨盤が開きます。これを骨盤の「緩和」と呼びます。
また、出産時は、今までに経験したことのない範囲まで仙腸関節を開かせなければなりません。このプロセスを骨盤の「拡張」と呼びます。そのダメージが回復できないと、骨盤が開いたままの状態となってしまうのです。

●生物力学的な要因:●
骨盤は、日常的な動作や運動によっても開くことがあります。例えば、猫背やつねに胡座をかく、足を大きく開いたりといった骨盤に負担をかけるような姿勢をとっていると、骨盤が開きやすくなります。また、脚を組んで椅子に座ると重心が片方に偏ってしまうので、骨盤が変化してしまうさらなる要因にも。

 

骨盤が開く主な原因は、筋力の低下や普段の姿勢、出産にあります。
生理前後や妊娠と出産など、ホルモンの影響によるものはどうしても避けることはできませんが、
骨盤が開かないためにも日頃に姿勢にもぜひ意識してみてください(^。^)

使わない筋肉はどんどん衰えてしまうため、ストレッチなどで張りや硬さを和らげることが大切です。
ELLYでは、正しい姿勢や負担がかからない過ごし方、自宅で行う体操などもアドバイスしています♪

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